- 釣りって挑戦するハードル高そう
- 必要なものがよく分からない
- 準備が大変そう
- 挑戦したいけど不安が勝ってる
魚釣りをはじめたくても何から手をつけていいのか分からず挑戦できずにいませんか?
「魚釣りをやってみたい」と身近に感じたきっかけをたどる方法であれば、まったくの初心者の方でも気軽に釣りを始めることができます。
どうして釣りをしてみたくなったのか?
これが重要で、そのきっかけをたどることで目的がはっきりするので最短で自分に合う釣りを始めることができます。
- 楽しそう
- 釣った魚を食べたい
- かっこいい
- 没頭する趣味が欲しい
- 一人でのんびり過ごしたい
基本的なことは最低限抑えておけば、きっかけによって始め方は人それぞれでいいのです。
この記事ではきっかけから最短で目的を達成するための海釣りの始め方を体系的に解説します。
- きっかけを辿る始め方
- 事前に知っておきたい基礎知識
- 道具の準備
- 釣りにかかる費用の目安
- 道具のセッティング方法
- 最初に身につけたいスキル
- 釣り場での安全
- 釣り場での心がけ
- 釣り関連情報
この記事を読めば、まったくの釣り初心者の方でも最短で自分に合った海釣りを始めることができます。
記事を書いた人
- 釣り人歴は約30年
- おじいちゃんが漁師
- おじいちゃんと父に釣りを教わる
1タックルで多ジャンルの釣りを行う「フリースタイル」で季節ごとにいろんな魚を釣って美味しくいただくことが出来ています。
自分に合った釣りを始めるために「きっかけ」をたどる
きっかけをたどることで目的を達成するために必要なことだけに集中して釣りを始めることができます。
あなたの釣りを始めたいと思うきっかけや目的はなんですか?
- 居酒屋でおいしい魚を食べたとき
- キャンプのレクリエーションの候補に上がったとき
- 友達に誘われたとき
- 好きな人が釣り好きと知ったとき
- SNSの魚の写真がかっこよくて惹かれたとき
- 釣りをしている人を見て楽しそうに感じたとき
一般的に釣りをするときは下記の条件を決めることになります。
- 「魚」
- 「場所」
- 「釣り方(ジャンル)」
- 「釣り道具」
きっかけに合わせてあなたが優先したいことを4つのうち1つを選んでみましょう。
なぜ1つでいいのか?
1つが決まることで残りの3つも優先したいことに合わせてスムーズに決まるからです。
釣りを始めるきっかけは人それぞれです。「なんか違うなぁ」「面白くなかった」となって欲しくないので、自分の状況にあった初め方で楽しんで欲しいです。
下記4パターンを解説します。
リンクをクリックすることで読みたいところから読むことができます。
「釣りたい魚」を優先する始め方
- 居酒屋でおいしい魚を食べたとき
- SNSの魚の写真がかっこよくて惹かれたとき
魚を優先する場合、魚を中心に計画を立てることが大事です。ターゲットの魚を釣るためのジャンルや道具、場所の選定をしましょう。
海にはいろんな種類の魚がいます。そして、時期によって釣りやすい魚も変わります。魚を優先する釣り方は時期を意識することが大事であり、季節ごとに狙いの魚を変えて旬の魚を釣る楽しみ方もできます。
リンクから釣り方の詳細記事を読むことができます。
例えば以下の魚は初心者でも狙いやすいのでおすすめです。
キス
- GWの時期に岸から狙うことができる。
- 数釣りも楽しめる魚。
- 砂浜や砂地のある堤防で手軽に狙えます。
- 家族イベントでキス釣りに出かけるのもおすすめ。
- 天ぷらがおいしい
キスの釣り方はこちら→
アジ
- 夏休みシーズンは小アジの数釣りも楽しめます。
- 秋になるとサイズも大きくなって釣りごたえがあります。
- 漁港や堤防で手軽に狙えるので初心者でも挑戦しやすいです。
- 日中でも夜でも狙えます。
- エサ釣りでもルアー釣りでも釣れる。
- 刺身や南蛮づけ、フライも美味しい。
詳しいアジの釣り方はこちら→
カサゴ
- 年中狙える魚です。
- 堤防からは10cm〜20cmくらいのサイズがよく釣れ、ときに30cmほどの大きい個体が釣れることも。
- 障害物についていることが多いので岩場の間や堤防沿いの底付近を狙ってみましょう。
- エサ釣りやルアー釣りでも釣れる。
- 煮付けや唐揚げ、塩焼きも美味しい。
詳しいカサゴの釣り方はこちら→
初心者でも手軽に狙える魚をまとめました。
「釣りをする場所」を優先する始め方
- キャンプのレクリエーションの候補に上がったとき
- 海が好き
目的地を優先する場合、あらかじめその場所でどんな魚が釣れるか知っていることが釣果に影響します。
- 釣りをする地域の釣具屋で聞く(釣れている場所や釣果情報を掲示している釣具屋もあります)
- インターネットを使って地域名や場所で調べる(地域名+堤防+魚の名前、地域名+漁港+魚の名前など)
GWや夏休み、シルバーウィークは魚釣りも楽しい時期です。堤防や漁港がある場所は立ち寄りやすく釣りがしやすいので初心者の方にもおすすめです。
「ジャンル(釣り方の種類)」を優先する始め方
- 釣り番組やYouTubeで面白そうだなと思ったジャンルの釣りがある人
- 好きな芸能人と同じジャンルの釣りをやってみたい人
釣り方を優先する場合、狙う魚や必要な釣具も絞られてくるので計画が立てやすいです。
その他にもいろんなジャンル(釣り方)があります。
リンクをクリックすると詳細記事をみることができます。
エサ釣りからルアー釣りまでいろんなジャンルがあるので自分に合う釣りを探してみましょう。
「釣り道具」を優先する始め方
- 釣りをしている人を見て楽しそうだと感じた
- 釣り道具がかっこいいと感じた
道具を優先する場合は、道具のかっこよさと同時に汎用性の高い万能な道具を揃えることをおすすめします。万能な道具1セットを使い回すことでコストを抑えつつ、複数ジャンルの釣りを楽しむことができるからです。
道具を優先する具体例
リンクをクリックすると詳細記事をみることができます。
釣具を万能タイプで揃えることでジャンルや狙う魚が変わっても柔軟に対応することができます。
仕掛けを変えるだけでジャンルを変えられて、いろんな釣りを楽しむことができます。
一般的には釣り方(ジャンル)に合わせて釣具も変えますが、その度に釣り具を一から買い揃えるとなるとお金もかかるし管理も大変です。
万能釣具に興味がある方は以下の記事で詳しく解説しています。
→【マルチアングラーのタックルBOX】万能タックルの選び方とおすすめ道具|1タックルでなんでも釣る
きっかけから目的を決めよう
きっかけを優先することでスムーズに計画が立ち、最短で自分に合った釣りを始めることができます。そして何より目的を持って魚を釣ったときの楽しさは最高の思い出になります。
また行きたいと思えたら、最高の趣味になりますね!
事前に知っておきたい基礎知識
ここでは魚を釣る確率を上げるための基礎知識を解説します。知っているだけで質の高い釣りのスケジュールを立てることができます。
こんな魚が釣れる
釣れる魚は大きく分けて2パターンあります。
- 回遊魚:一つの場所にとどまらずにいろんな場所に移動する魚。
-
例としてはアジ・スズキ(シーバス)など潮に乗って餌を求めて回遊して堤防や漁港などに入ってきます。
- 居着きの魚:特定の場所に住み着いている魚。
-
岩場を住処にしているカサゴやハタなどがその一例です。
こんな場所でできる
- 堤防
- 釣り公園
- 漁港
- 砂浜 など
魚を釣るには場所が重要です。なぜなら場所によって釣れる魚が違うからです。岩場ならカサゴやハタなどが狙えるし、砂地であればキスやヒラメなどが狙えます。
釣りたい魚と場所が合っていないと、いない魚を狙って釣り糸を垂らすことになります。事前に釣りたい魚と場所をリサーチすることが重要です。
場所のリサーチ方法
- 釣りをする地域の釣具屋で聞く(釣れている場所を釣果情報とともに掲示している釣具屋もあります)
- インターネットを使って地域名や場所で調べる(地域名+堤防、地域名+漁港+釣り方 など)
釣り禁止の場所もあるので地域のルールに合わせて場所を選びましょう。
こんな釣り方がある
釣り方には大きく分けて2つあります。
- エサ釣り:エビやイソメと呼ばれる虫などのエサで魚を釣る方法。
-
例)ちょい投げ釣り、ウキ釣り、サビキ釣りなど
- ルアー釣り:ルアー(疑似餌)という作り物の仕掛けを使って魚を釣る方法。
-
例)アジング、メバリング、エギングなど
季節によって釣れやすい魚・釣れづらい魚がいる
魚の習性によって季節ごとに釣れやすい魚・釣れづらい魚がいます。
魚の習性を知っていればどの時期に釣りたい魚が釣れるか予測することができます。
例えば魚が産卵するタイミングで岸に近づくパターンがあります。天敵から離れてなるべく安全な場所で産卵するために浅場や隠れやすい障害物などに寄ってきます。
魚の習性を知り、行動パターンをつかむことで狙いの魚を釣る確率を上げることができます。地域の釣果情報と合わせて覚えておきましょう。
日中に釣るか?夜に釣るか?時間帯を決めよう
時間帯によって釣りやすさや釣れる魚が変化します。
- 日中釣れる魚
- 夜釣れる魚
- 時間に左右されない魚
魚によって活発に動く時間帯が異なることがあるからです。朝釣れる魚は朝ごはんを食べている魚、夜釣れる魚は晩ごはんを食べている魚といった感じです。
自分が釣りたい魚がどの時間帯に釣れるかをリサーチしましょう。
- 朝まずめ(日がのぼる時間帯)
- 夕まずめ(日が暮れる時間帯)
まずめの時間帯は魚の活性が上がっています。魚がバシャバシャと跳ねてる光景が見れたり、魚からの反応が多くあったりと実際にその時その場にいると体感することができます。
とくに魚が釣れやすいまずめの時間帯に合わせてスケジュールを組みたいですね。
- アジ
- スズキ(セイゴ)
- メバル
- イカ など
潮の満ち引きも釣果に影響します
潮の満ち引きで水深が浅くなったり深くなったりと環境が変化するので釣果にも影響が出ます。潮が動くことで流れにのってエサとなるプランクトンや小魚が現れて魚の活性も変化します。
活性が上がっているときを狙えれば短時間でも釣果を出すこともできます。潮の満ち引きは要チェックです。
潮見表で確認確認します。
- 冊子
- インターネット
釣りは自然の中での遊びなので思うようにいかないこともありますが、その不確実なところを知識やリサーチで補えるとより釣りが楽しくなります。
釣りを楽しむためにこちらの記事も参考にしてみてください。
→ 【海釣り】1日の予定をたてるときに確認しておきたい5つのこと
道具の準備について
ここからは釣りに必要な道具についてです。
メインの釣り具は大きく4つに分けることができます。これらの道具を一つに組みあげることで釣りができます。(組み上げたものを「タックル」と呼びます。)
- ロッド(竿)
- リール
- ライン
- 仕掛け
ロッド(竿)
仕掛けを海に投げ入れたり魚を釣り上げるために必要な道具です。竿の種類ごとに特徴があり、扱える仕掛けに違いがあります。
- 延べ竿
- 磯竿
- エギングロッド
- シーバスロッド
- ライトゲームロッド など
種類が多く釣りの内容に合わせて選ぶ必要があります。
1本でいろんなジャンルの釣りを楽しめるコスパの良い万能竿もあるのでいろんな釣りに興味があるならそちらがおすすめ。
リール
仕掛けを遠くに投げたり回収するための道具です。
より遠くの場所や深いところに仕掛けを投げ込むためには必須の道具で、使いこなすことで釣りの幅が広がります。
ドラグという機能があり、ラインや竿、仕掛けへかかる負荷を調節することができます。ドラグを使うことで思わぬ大物がかかっても対応して釣ることができます。
リールは大きく分けてスピニングタイプとベイトタイプがあります。
- ベイトリール
- スピニングリール
サイズが豊富なので、釣りの内容に合わせて適したサイズを選びましょう。
初心者の方は仕掛けを扱いやすいスピニングリールがおすすめ。超大物狙いでなければ2500番3000番が複数ジャンルに使い回せて万能です。
ライン
魚と自分を繋ぐ重要な役割がある道具です。魚を釣るためにはラインがないと成立しません。
- PEライン
- ナイロンライン
- フロロカーボンライン
- エステルライン
種類別にメリットデメリットがあるので釣り方や魚、道具に合うサイズを考慮して選びましょう。
いろんなジャンルに使用できるのでPEラインがおすすめ。
仕掛け
ルアーや釣り針、ウキなどです。狙う魚や釣り方、道具によって使い分けが必要です。
- ウキ
- サビキ仕掛け
- ちょい投げ用仕掛け
- ルアー など
仕掛け交換によって釣り方のローテーションが可能です。
最低限あった方がいい道具
- ハサミ
- タオル
- ビニール袋やジップロック
- 水汲みバケツ
ハサミ
釣り場では使う機会が多いです。
- 仕掛けづくりでラインを切る
- 仕掛けのパッケージを開ける
タオル
エサ釣りの場合はとくに手を洗う機会が多いです。
素手で魚を掴むと怪我をする恐れもあるので安全を考えるとあると便利。
ビニール袋やジップロック
ゴミを捨てたり、魚を持ち帰るときに活躍します。
水汲みバケツ
堤防や漁港では手を伸ばしても水をすくうことができない高さの場所もあります。ヒモ付きの水汲みバケツがあると便利です。
お役立ち道具
上記の釣具と道具があればとりあえず釣りできますが、持っていると便利な道具が他にもいろいろあるのでご紹介します。
- プライヤー
- クーラーボックス
- 魚つかみ(フィッシュグリップ)
- サングラス
- たも網
- ヘッドライト
- 道具ケース
- カート
プライヤー
魚から針を外したりハサミの代わりに使う。魚から釣り針を外すとき針が手に刺さるリスクを抑えられる。
クーラーボックス
魚の鮮度を保って持ち帰りたいときの必須アイテムです。魚以外でも食べ物や飲み物を入れて持って行けるのでとくに夏場は重宝します。
魚つかみ(フィッシュグリップ)
魚を掴むための道具。素手で触りたくない方は持っておくと便利。
サングラス
目への負担が軽減できます。さらに偏光グラスを選べば海の中が見えやすくなり水中の様子が見れて釣りに有効にはたらきます。
たも網
魚をすくうための網です。
大物が釣れた時に竿だけで魚を引き上げると竿が折れてしまう恐れがありますが、たも網があれば余裕を持って魚を引き上げることが出来ます。高い堤防では長いたも網を持っていきましょう。
ヘッドライト
夜釣りで重宝するアイテムです。安全のためにも携帯しましょう。ヘッドライトがない場合は懐中電灯を持っていきましょう。
- 安全性アップ
- 仕掛けを作る
- 足場を照らす
道具ケース
釣具を管理できる道具ケースがあると便利です。
釣りに行く回数が増えると道具が増えてきます。釣り場に行ったら状況によって仕掛けをかえることもよくあります。
カート
移動が楽になる。
- 釣り場まで長い距離を歩いて行かなくてはならないとき
- 荷物を一度に釣り場まで運びたいとき
釣りにかかる費用の目安について
- 釣り具代
- エサ代
- 交通費
- 場所代(有料施設の場合)
どこん住んでいるのか?どんなジャンルの釣りをするか?によっても変わってきますが、一つの目安として捉えてください。
釣り具代
- 竿
- リール
- ライン
- 仕掛け
道具は安いものから高いものまで幅広くありますが、上記4つを合わせた予算の目安としては以下の通りです。
道具にこだわらないお試しでやってみたい方
- 予算は~1万円程度
- セット品や有名メーカー以外で揃える 。
- もしくは中古品も視野に入れる。
これから釣りを趣味に考えている方
- 予算は2万~3万程度
- 初心者向けのエントリーモデルで揃える。
良い道具を使って本格的にやっていく方
- 予算は3万円以上~無限大
- 上質なハイエンドモデルで揃える。
釣具セットは安いものであれば5000円以下で買える
- 道具選びに時間をかけたくない
- 道具は安くてもいいので手軽に始めたい
という方には釣具セットという選択肢があります。安いものであれば5000円以内で買うこともできます。
しかし、安いにもかかわらず竿から仕掛けまで全部ついているとなると、長く使い続けるには強度的にも少しこころもとないでしょう。
とはいえセットになっているというお手軽さはとても魅力です。やってみたい釣りに合うセット品があれば選択肢としてはアリだと思います。
釣りを長く続けようと思っている方は、少し良い道具を揃えてもバチは当たらないでしょう。良い道具を1セット持っていろんな釣りを楽しみたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
→【マルチアングラーのタックルBOX】万能タックルの選び方とおすすめ道具|1タックルでなんでも釣る
エサ代
- 冷凍エビ
- 活エビ
- 虫
- オキアミ
- 魚の切り身
- 撒きえさ
エサ釣りの場合はエサの準備が必要です。エサにはいろんな種類があり、釣れる魚もエサによって変わってきます。例えばエビが好きな魚もいるし、虫が好きな魚もいます。
堤防や漁港などで釣る場合、オキアミや虫などをエサにするなら1人/1回の釣りで数百円〜1000円の予算で十分遊べます。
交通費
住んでいる地域によりますが、以下の交通費がかかります。
- ガソリン代
- 電車の運賃
- 遊漁船代 など
場所代
海釣りでは場所代を払う必要がある場合があります。
- 有料の海釣公園
- 海上釣り堀
釣り具のセッティングについて
揃えた釣具は組み上げを行いセッティングが必要です。
早めに身につけたいスキル5選
以下のスキルは釣りにおいて重要なスキルです。早めに身につけておくことでいろんな釣りで使えるスキルです。
- キャスト
- 糸結び
- 底取り
- ドラグの使い方
- エサつけ
キャスト
釣りの基本的なスキルで仕掛けを海に投げる動作になります。
たらしを作ることで仕掛けを投げやすくなる
メモ:振り子のように仕掛けを揺らして下から投げる方法もあります。
キャストに慣れてくれば遠投も可能です。
まずは飛距離30mを目指しましょう。堤防からいろんな釣り方を楽しめます。
糸結び
- ラインをリールにセットするとき
- 仕掛けを作るとき
- ラインに仕掛けをセットするとき
- リーダーラインを結ぶとき
ここでは結び方を3つ紹介します。
私も実際に使っている結び方で、簡単にできて強度もある結び方なので覚えておくと便利です。
- 8の字結び
- クリンチノット
- SCノット
8の字結びの使用箇所
- サルカンとの連結
- 仕掛けとの連結
クリンチノットの使用箇所
- ルアーに結ぶとき
SCノットの使用箇所
- メインラインとリーダーラインを結ぶとき
底取り
仕掛けを海底まで送り込むスキルです。
仕掛けが底に当たった振動から判断したり、ラインの動きを見て底に着いたかどうかを判断します。
- 海底の状況がわかる
- 水深が深いか浅いかの判断ができる
- 底付近の魚を狙える
- 魚を誘うアクションのバリエーションが増える
釣りをする場所によって潮の流れに強弱があったり、風が強かったりと状況によって思うように仕掛けが底までいかないこともあります。
また、仕掛けの選定がミスっていることでどんなにラインを送り出しても底までつかないこともあります。
- 流れはあるのか?
- 流れは強いのか?弱いのか?
- 浅いのか?深いのか?
- 仕掛けの重さや大きさは適切か?
底取りは単純なようで奥が深いスキルですが、できるようになります。
まずは、重い仕掛けから底に着く感覚を覚えてみてください。
感覚を掴めてきたら状況を見れる余裕ができるので、徐々に仕掛けを軽くしていきましょう。底取りスキルをうまく使えれば、仕掛けを送り込むスピードで魚を誘うことができるようになりますので諦めずにトライしてください。
ドラグの使い方
リールについている機能のひとつで道具にかかる負荷を調節することができます。
リールの上部についているつまみを回して調整します。
ライン強度より軽めに設定することでラインが切れることなく適度にドラグで負荷をかけながら魚とのやりとりが可能になります。
エサつけ
釣りエサで一般的な「オキアミ」と「虫」の付け方を紹介します。とりあえずこの2種類知っていればいろんなエサ釣りで使えます。
魚が釣れないときの対処法
釣れないときにどうすれば魚が釣れるか?
これから紹介する対処法が有効かもしれません。困ったときは参考にしてみてください。
- エサの種類や大きさが合ってない→エサを変える
- その場所に魚がいない→場所を変える
- 魚に警戒されている→釣り方のアプローチを変える
- 魚のお腹が空いていない→活性のいい魚を狙う
- 釣れる時間帯が合っていない→潮やまずめの時間を狙う
釣れないときは「釣りビジョン倶楽部」でモチベ回復&爆上げ
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釣り場での安全について
釣りは手軽にできるけど釣り場では危険なことが少なからずあります。
まずは下記を心がけて安全重視で釣りを楽しみましょう。
- 知らない魚には触らないこと
- なるべく足場がしっかりした場所で釣りをする
- 人が密集した場所で釣りをしない
- ライフジャケットを着用して安全対策
知らない魚には触らないこと
海にはいろんな魚がいます。スーパーでよく見るような魚だけでなく、知らない魚も釣れることがあります。よく知らない魚は素手で触らないこと。
毒を持っているかもしれないし、ヒレのトゲトゲや鋭いエラや鋭い歯で怪我をする恐れもあります。
釣れた場合はできるだけタオルやプライヤーやフィッシュグリップを使って安全に針を外しましょう。
毒を持ってる魚
釣り場で釣れることがある危険な魚を一部紹介します。
ゴンズイ
ヒレにとげがあるので注意。
アイゴ
ヒレにとげがあるので注意。
エイ
尻尾のギザギザのとげに注意。
毒はないが気をつけたい魚
タイ
歯、ヒレのとげ、鋭いエラに注意。
クロダイ(キビレ)
歯、ヒレのとげ、鋭いエラに注意。
カサゴ
ヒレのとげに注意。
シーバス(セイゴ)
ヒレのとげと鋭いエラに注意。
釣り場で心がけたいこと
釣り場にはローカルルールや暗黙のルールのようなものがあります。
難しく考える必要はなく、最低限自分がやられたら嫌なことはしないようにしましょう。
釣りに夢中になっていると忘れてしまいがちですが以下のことは覚えておくと良いでしょう。
- 場所取りは先着順が基本
- しかし、過度な場所取りはしない
- 隣の人との間隔を詰めすぎない
場所取りは先着順が基本
釣り場には先に着いた人から優先的に場所取りをします。後からきた人に無理やり場所を横取りされたらいい気はしません。
行列で並んでいて横入りされたら腹が立つあの感覚に近いです。とはいえ先に来た人が偉いわけでもありません。過度な場所取りも迷惑なので節度を持って釣りをしましょう。
釣り場はみんなのものなのでお互いに気持ちよく釣りができるように何でも有りではないことを覚えておきましょう。
隣の人と間隔を詰めすぎない
距離をとってお互い邪魔にならないように釣りをする。もしくは距離が近くなるのであればひとこと伝えてお互いに気持ちよく釣りができるようにしましょう。
距離の間隔は人それぞれですが、少なくとも5〜10m以上は開けた方がいいです。
トラブルの元になるので強引な場所取りは避けましょう。
未経験者・初心者でも思いっきり釣りを楽しもう
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
全くの初心者の方でも魚を釣ることは可能です。(もし不明点やつまずくことがあればご質問ください。)
私は小さい頃から釣りが生活の一部で釣りで楽しい思いや悔しい思いたくさんしてきました。私が経験してきたことを伝えることで役に立てる事があればとても嬉しく思います。
釣りはとてもエモいです。思いっきり楽しんでください。
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