自分のキャストの飛距離がどのくらいなのか知りたいと思ったことありませんか?
本記事では、自分のキャストの飛距離を釣り場で簡単に測定できる方法を3つ紹介します。
- リールのハンドル回転数から測る
- 色分けされたラインで測る
- ラインカウンターを使って測る
リールのハンドル回転数から測る方法
「リールの回転数×1回転あたりの巻き取り量=飛距離」
(1回転あたりの巻き取り量は持っているリールをご確認ください。)
補足:この方法はスプールに巻いている糸の量によって巻き取り量に変動があるので多少の誤差があり、大まかな飛距離が分かる程度です。
例)シマノ ナスキー2500HG は最大巻き上げ長が91cm
50回転×91cm=約45.5m
色分けされたラインで測定
色分けされたラインがあります。数メートル間隔で色分けされているので簡単に飛距離の確認が出来る。
「巻き取った色の数×1色あたりのライン長さ」
補足:
- メーカーによって1色あたりの長さが違うので計算する際は注意が必要。
- 1色あたりの長さが長いと大まかな飛距離の確認となる。
- 色落ちの可能性があり、ラインが見えづらくなることもある。
例)10m間隔に色分けされたラインを回収しながら数える。
5色分回収した場合10m×5=50m 飛距離は約50m
ラインカウンターを使って測定
ラインカウンターを竿の手元付近に装着して測定します。
数値で飛距離の確認ができます。
今回使用したのは「デプスチェッカー(PX846W)」です。
ロッド(竿)対応直径 | 15~25mm |
材質 | ABS、ステンレス |
カウント単位 | メートル(m) |
メモリ数 | 999mまでメモリがある |
メリット | デメリット |
---|---|
数値として飛距離の確認ができる ワンタッチ装着ができる メモリとリセットボタンがシンプルで見やすい | 装着する手間がある |
計測に誤差がないかの確認として新品200m巻きのラインを買って実際にラインカウンターで計測しながらリールに巻いた結果、203mと誤差はほぼなかった。
ラインカウンターはキャスト後に取り付けた方がやりやすい。
ローラーが回転して飛距離の計測ができる。
- キャストせず足元の水深を測る
- リールの糸巻き量確認
- リールに巻きたい量のラインを測って巻く
実際にラインカウンターを使って飛距離を計測
「デプスチェッカー(PX846W)」を使用して1m単位で詳細に計測できました。
仕掛けとえさの組み合わせを変えて2パターンで計測してみました。
回数 | 飛距離 |
1 | 38m |
2 | 39m |
3 | 40m |
4 | 41m |
5 | 42m |
回数 | 飛距離 |
1 | 55m |
2 | 49m |
3 | 59m |
4 | 49m |
5 | 64m |
今回使用したラインカウンターはロッド対応直径が15~25mmとなってます。今回は手元付近の直径が10mm程度のロッドを使用しましたが計測できました。(キャスト後に後付けで測定)
まとめ
- リールのハンドル回転数から測る
- 色分けされたラインで測る
- ラインカウンターを使って測る
大まかな飛距離がわかる程度
⇨リールのハンドル回転数や色分けされたライン
数値として飛距離を確認
⇨ラインカウンター
ラインカウンターは使い方を工夫すれば下記のような使い道もあります。
- キャストせず足元の水深を測る
- リールの糸巻き量確認
- リールに巻きたい量のラインを測って巻く
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